Fairy Tail

この背中、超えられるか


タイトルは今大会のプログラム表紙に書かれていたメッセージ。

それは内村航平の横顔~左肩~背中にかけての上半身の写真。届きそうで届かない王者の背中。
終わってみれば超えられたかもしれない?今までにない最大なチャンスがあった大会でした。

N杯はきっと今大会よりも難度を上げて挑んでくると思われるので…でも、そんなに劇的には
上げられないかなぁ。何よりも平行棒、鉄棒を行った後の消耗度がいつにも増して相当キツそう。
20代前半の選手のように、体力が有り余っているわけではないので心配なところです。

久しぶりの緊張感の中で行った6種目、試合勘も予選で取り戻したことで、決勝演技はスムーズに
滞りなく、跳馬までは特に危なげなく。予選で失敗した平行棒は慎重に丁寧に。が、ここらあたりで
いつもなら独走状態になるはずの順位表の一番上に名前がない。

予選は1種目めの平行棒で2つの中過失があったため、下位順位から最終的に徐々に上がってきて
「さすが航平くんだね」と、予選4位で決勝進出も上位の選手はノーミス。得点差が僅差だったことで
決勝は平行棒をしっかり通せば大丈夫といった見通しは立ちました。

疲労Maxで挑んだラストの鉄棒。平行棒の試技順が4番目で鉄棒が3番目。演技をする順番が
いつもなら1番目→6番目と休息時間を大幅に取れた予選1位通過の恩恵が、今大会は比較的短い
インターバルだったせいか、得意な鉄棒は途中からちょっとバタバタ&余裕がなかった印象。

絶妙なキャッチの手放しワザがバーに近くなったり、捻りの角度が大きく逸脱したり…王者らしくない
内容でしたが降りワザの着地は意地でピタリと止める!!ここが勝負の分かれ目でしたね。
大観衆の期待に応えるパフォーマンス。いつもと同じように歓声と大きな拍手に包まれました。

大過失なく乗り切った決勝6種目。ご本人、負けても仕方のない出来だったと謙遜されていますが
ここぞ!の勝負どころは決して逃さない。強い星の下に生まれた宿命、体操に懸ける想いの大きさ。
怪我をしても回復が早い類稀な体質…全てが卓越していないと10連覇は続かない、続けられない。

  「航平さんがノーミスしたら勝てない。
   ミスした時は超えられるように、課題を見つめ直したい。
」  by 谷川 航

上位陣で2日間とも大きなミスがなかったのは健三くんと航くんのみでしたね。あとほんの少し。
航くんが掲げる課題は若手選手全員の課題でもあると思われます。まだまだ、トップの場所は
明け渡さない!「NHK杯では自分らしい演技ができるようにしたい

シーズン初戦で味わった薄氷のホロ苦さ。N杯では内容も結果も伴なった満足なオーラス目指して!

つづく。。。

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