Fairy Tail

’11 JAPAN CUP 男子団体


今さらですが一ヶ月前の大会を振り返ってみます。

この大会も3年目。続けて来日してくれる海外の選手が少しずつ成長している姿がわかり
生観戦することによってテレビ画面からは伝わり難い、頼もしさみたいなものを感じます。

ロシアとドイツチームの姿が見えなかったのが残念でしたね。
そうそう、エントリーしていないオランダのナショナルチームが、団体戦のみ
スタンドで観戦していました。NTCで合宿中だったのでしょうね。

地上波とCSのテレビ放送を見ましたが、外国選手の演技がほとんど映っていなくて
特にアメリカのレイバ選手の団体鉄棒は今大会一番盛り上がった演技だったのに
何であの映像をスルーするのか???CXありえないよ。

ホートン選手も航平くんばかりに気をとられているうち、いつのまにか後輩がすぐそこに
追いついてきています。


思い出せるだけですが。。。





筆記用具を忘れたので、スコアも何も控えていません。リザルト見ながら。

まあとにかく、、5種目終わった時点で1位日本と2位中国の差が、まさかの僅か0.550点!!!!!!

2軍メンバーで挑んできた中国に僅差まで迫られてしまい、スクリーンに点数が出た直後の
会場の空気がどんより重く、異様でした。3位のアメリカとも1.250点しか離れてないし…。

観てるだけなのに心臓の鼓動が速くなってきたりして、もし本番で同じ状態になったら
本当に憤死してしまいそう!!
そんな、絶体絶命な空気を全く読めないDJときたら、ウキウキした声で
「みなさーん!現在、日本が1位です~♪」などと脳天気に吠えてるし(呆)・・
この、どう転ぶかわかんない点差が見えてないとしか思えないわ。

最後の鉄棒、演技順は中国から。

ここまで5種目、ほぼノーミスで堅実な演技をしてきた中国選手たち。
派手さもなく、高得点連発というわけでもないのにソツなくこなす丁寧な演技。
ミスしないことの大切さをそのまま表現してくれていました。
25歳の中堅選手、董 振東が素晴らしく安定感のある演技で若手を盛り立てる。

「フルメンバーの日本チームに勝てるかもしれない?」と、それまでの平常心を忘れたのか
一番手、童 英傑は完全にこの会場の雰囲気に呑まれてしまい、落下を繰り返してしまう。
次の廖 秋華にも伝染してしまい得点を大きく下げ、ここで中国の優勝はなくなる。

日本はトップバッターのキャプテンが意識し過ぎで2度の落下・・・暗雲立ち込める。
が、お兄ちゃんが完璧な内容で流れを呼び戻し世界王者が着ピタ決めて逃げ切り決める。

アメリカ、ゆか。

スペシャリストのルジャンドル選手!一昨年は前宙ダブルを個性的な組み合せで見せてくれて
拍手たくさんもらってましたが、今年は更に伸身の姿勢に美しさが備わって、2本目の
イポリトなんてホントものすごーい高さで日体大応援団が大歓声上げてましたね~。

以前までは自慢の脚力をうまくコントロールできず、尻モチや足割れ&ライン減点といった
もったいないミスが重なっていたのが今年は精度と安定感が増した内容になっていました。
15.800は種目別決勝に充分進めるレベルですね。本番が楽しみです。

ホートン選手は苦手のあん馬をやらず5種目を任せられてたけど鉄棒で2回落下などイマイチ。
なんかもういっぱいいっぱいな雰囲気で余裕が全く感じられない。
鉄棒の降りは2回宙3回ひねりをやって意地を見せました。

レイバ選手の平行棒のテンハイビンと鉄棒の伸身コバチの表現方法が凄まじいですね。
自分も楽しみながら、且つ魅せてくれるワザの数々に会場中が沸き上がりました

鉄棒のリューキンも鬼のような高さで迫力満点!着地も決めて大拍手&どよめきが
いつまでたっても鳴り止まない!それくらい観客のこころを鷲掴みした演技でした。
ブラーヴォ!!素晴らしい!個人総合も表彰台に乗ったことで今大会の敢闘賞は彼ですね。
(MVPはやっぱり世界王者か)

最終的に1位日本と2位アメリカの差が0.900差。

両チームとも想定外のミスが多かったかですねぇ。加えてポイントゲッターの得点が
思うように伸びなかったり、大過失が続いてしまったことなど反省する点があり過ぎ。
常に危機感を感じ、普段の練習から高い意識を持って取り組んでいただきたいですね。

あと、印象に残った選手は

韓国のスミョンさん。去年まで跳馬はドゥリッグスだったのが今年はヨーⅡに挑戦。
なのに団体2種目め!着地で足首を痛めてそのまま退場。。。エースのまさかの非常事態に
残されたメンバーで必死にカヴァーしましたが準備&実力不足が響いてしまいました。
ジフンさんも鉄棒、安定しないんだよな~~(悲)とび2回ひねりも流れてしまう。

フランスのブーアイ選手。注目!跳馬はル・ユーフの着地大きく乱れてガックシ。

香港の選手たち。器具系は発展途上中ですが跳馬、すごくがんばってましたね。
2人ぐらいD7.0を跳んでた。

イギリスのキーティングス選手。身体が重そうでキレがもうひとつ。平行棒の単棒倒立
あの接点の少ない空間でよくできるな~~と感心。国内では観られないワザ。
得意のあん馬、旋回のスピードがまだ戻ってなくて失敗してしまう。
故障あけなので無理せずマイペースでこれから、、、といったところかな。

同じくイギリスのオールダム選手。ジュニアから上がってきたばかりの選手ですが
丁寧な演技で非常に好感度大!こういう若い選手がいきなり伸びてくるんだよな~。
来年が怖い!

あとフランスの選手たち皆、美しい体操をしっかり意識していた姿に感心しました。
ひとりだけじゃなくてメンバー全員に「美しさをとことん追求する」そんな信念が見えました。

手放しでは喜べない、日本男子団体3連覇でした。




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